毛皮のエロス

 「あなたを、撮りたい」―好奇心と欲望の末、辿り着いた魅惑の世界
1958年、ニューヨーク。裕福な家庭に育ったダイアン・アーバス(ニコール・キッドマン)は、ファッションカメラマンである夫アラン(タイ・バーレル)のアシスタントとして働きながら、心の中には常に自分のいる世界に居心地の悪さと不安を感じていた。そんなある日の夜、コートやマントで全身を覆い、目の部分だけがくりぬかれたマスクを被った男、ライオネル(ロバート・ダウニーJr.)がダイアンの隣に越してくる。この男の異形に激しく心を奪われたダイアンは意を決し、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす。扉を開いた”運命の男”に隠された秘密は、彼女の好奇心を欲望へと駆り立てていく―。(アマゾンより)

 

「おかあちゃん、恥ずかしいから借りてこないで」なんて事娘に言われながらも、何かのレンタルDVDの予告で観てしまったのがきっかけでとうとう借りることに・・・笑
実は前々からこのタイトルが気になっては居たんだけど（エロスの部分が特にね！）内容が全く想像できなくて借りることは無いだろうなーと思ってた作品。

 

もーヌーディストクラブ（？）が出てきたところで、なんじゃこりゃーみたいな。（笑）
実在の女性写真家なんですね。でも48歳で自殺したんだとか・・・・・

「異」なる者（あるいは「奇」なる者？）への「好奇心」「愛」？、なんとなく判らなくは無い気がしますが・・・ここまではまり込んで行くのは「性の癖」的ものでしょうかねー。笑

夫や子供たちが（一階が自宅で二階がライオネル宅）すぐ傍に居ながら、家庭を顧みずライオネルにのめり込んでいく姿を見ると「駆け落ちでもしてどっかに二人で行ってしまえよ」と思ってしまいます。
ほとんどが脚色なのかもしれないけど、ここまで形振りかまわず会わずに居られない状態なのに彼女の頭には「離婚」は無かった模様。

この映画を観て最初「何でこの人が自殺？」と思ってしまいますが、こんな所に彼女の自殺に結びつく思考があるのかもしれないね。
時代が彼女に付いてイケなかったんでしょう。

「秘密」夫とダイアンは毎日秘密を告白しあいます。
ラストのヌーディストクラブで語ろうとした彼女の秘密は何だったんでしょうね。

ダイアン・アーバス、彼女の写真と伝記本読んで見てみたいです。

 

エラゴン

 運命は、一人の少年とドラゴンを選んだ…。遥か彼方の帝国アラゲイジアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。ところが今、邪悪なガルバトリックス王の圧制の下、帝国は大きな混乱の中にあった。 17歳の少年エラゴンは、ある日、森の中で光を放つ青い石を見つける。その石こそは、世界の命運を握るドラゴンの卵だった!卵からかえったメスのドラゴン、サフィラを密かに育て始めたエラゴンは、邪悪な王が放った魔物に叔父を殺され、自らの運命を悟る。彼はかつて偉大な力を持ち、国を守っていた伝説の種族、ドラゴンライダーとして選ばれたのだ。大きな使命を負い、サフィラ、語り部ブロムとともに旅立ったエラゴンを襲う危機……!（アマゾンより）

 

小さく纏った冒険ファンタジー映画ですが、思ったより良かったかなー。
吹き替え版で見てたので、なお更映画というより「教育テレビの海外テレビドラマ」風な感じ。
特に主演のエラゴンがテレビ俳優の子役っぽい顔してるからかな・・・・私の勝手なイメージですが。笑
（実は好みの顔ではありませんから、萌えなくて残念でした。。。汗）

たぶんシリーズ化されるんですよね?これは楽しみにして待ってます。
「ナルニア国物語」よりはあたしゃー好きだね。

アーリアの声って「小雪」だったのね、それだものゲーム「ドラグオンドラグーン２」と何かが被って入り込みやすかったのかなぁー。
ジェレミー・アイアンズ。。。。。私には単にエロオヤジのイメージしかなかった人ですが（笑）、チョット見る目が変りました。いい方にですよ。。。笑

隠された記憶

  『隠された記憶』には、一瞬たりとも気を抜かずに見なければならないという雰囲気がある。主人公たちが見知らぬ誰かに見られているからだ。ジョルジュとアンのローラン夫妻は、パリの邸宅で誰もがうらやむような暮らしを送っていたが、一本のビデオテープが届けれられたことで、それが脅かされる。ビデオには彼らの家が正面から映っているだけで編集もされていなかったが、それでも彼らは不安に思う。次に届いたものにはジョルジュが育った農家が、そして次には郊外を走る車が、安アパートに向かう様子が映っていた。相変わらずたいしたことのない内容だったが、やはり彼らは不安がる。次に子どもが描いたような血まみれの死人の絵が描かれた不気味なはがきが届いたことで、謎は恐ろしくなる。ジョルジュは犯人を確信したが、妻に知れれたくないために隠していた。そこには犯人が誰であるか以上の秘密が隠されていたのだ。（アマゾンより）

 

犯人は誰なのさー！！！！！
結局犯人はわからずじまいで終わるのよ、これってありなのか?

監督さんのインタビューを聞いててもねぇー、納得いかないわけで・・・・

ジョルジュの過去に関しても納得いかない部分ではあるんですけど、島国の住民、日本人だからわかりずらいのかな。凄く複雑で判らない映画でした。ラストもさぁー・・・・・なにがなんだかさっぱりさ!汗

どろろ

 戦乱の世で天下統一の野望を抱いた武将・醍醐景光は、これから生まれる自分の子供を48体の魔物にさし出し、代わりに強大な力を得た。一方、体の48か所を奪われて誕生した赤ん坊は、呪医師・寿海の秘術によって救われた。かくして成長した赤ん坊＝百鬼丸は、自分の体を取り戻すために魔物を倒す旅に出る。そんな中で百鬼丸は女性ながら戦乱の世を逃れるために男の格好をしたコソ泥・どろろと知り合い、共に旅をするように…。（アマゾンより）

 

思ったより纏ってたし、終わり方も好みだったのでよかったです。（短っ！）

ただ、いつも思うんですが「柴崎コウ」ってどうなんでしょう？
私は顔も性格も好きなタイプ（笑）なんですが、女優としてどうなんでしょう？
何本も出演されてるんだからそれなりの評価はあるという事なんでしょう。

単に私の好みの演技じゃないってことなんでしょうね。
ドラマも映画も彼女が出てる作品はほとんど観ないですねー、そういえば。

でも、柴崎さん好きですよ。
ほんとに！

恋愛睡眠のすすめ

 仕事も恋愛も何一つ上手くいかずパッとしない人生を送ってきたステファンは、父の死をきっかけに、長年暮らしていたメキシコから母のいるパリに帰郷する。
そんな時、ステファンの部屋の隣にも新しい住人が引っ越してくる。
引越し作業中に、運搬屋の不注意でケガをしたステファンは隣人ステファニーに手当してもらうが、引っ込み思案でシャイなため隣に住んでいることさえ言えない。
やがてステファンは、クールで知的なステファニーを好きになるが、なかなか恋は上手くいかない。
そんな現実から、せめて眠っている間だけでも彼女に会うため、理想的な夢ばかり見るようになる。
夢の中でのステファニーとの恋愛は完璧な形で展開していく。
だが次第に、ステファンは夢での出来事を現実だと思い込むようになっていって・・・。アマゾンより

 

ふーーーーーーーーむ、妄想大好きババァですが、ここまで来るといずれ日常生活が破綻するんじゃないですか?「アメリ」の男性版とでも言ったら判りやすいのかもしれませんが、まだアメリは普通の恋愛は出来そうでした。

映画ですからハッピーエンドに四の五の文句は言いませんが、いくら似たもの同志の彼女とは言え受け入れちゃうとはねぇ～。笑
でも、彼自身はかなりキュートで結構好きな俳優さんです。ガエル・ガルシア・ベルナル・・・と調べてみたら、「バッド・エデュケーション」の彼でしたか。この映画毎度観るのを迷ってた映画だったんですよねぇ～。
はぁ～・・・・・・・全然イメージ違うですねぇ～。もし先にバッド･エデュケーション観てたらこの映画観てなかったか?それとも、是非観たくなってたか?笑
これは、バッド･エデュケーション観ないとダメでしょう！

でも、恋人になるステファニーも好きな顔立ちです。あの肌の質感が好みです。美人タイプじゃないし色気も無い少年のようなタイプだけどね。

にしても、このハッピーエンドは「あり」ですかねぇー。。。。。。。。。。

パフューム

 数キロ先の匂いも嗅ぎわけるという、類い希な才能を持った青年グルヌイユが、香水調合師となる。究極の香りを求める彼は、その“素”として女性の肉体にたどりつき、次々と殺人を犯していくのだった。18世紀のフランスを背景に、シリアルキラーの物語ながら、映画全体にはどこかファンタジックな香りが立ちこめる異色作に仕上がっている。アマゾンより

 

又やってしまいました。。。。。。。書いた感想消してしまいました。涙
なので、簡単に・・・・・

判らない部分が数箇所。最初の処刑のシーンとラストの方の処刑のシーンが違うのはなぜ？最初のシーンは必要だったの?彼はあの人の息子なの？まじで？・・・・・・・・など等

究極の香水の「効能」（？）はあれでよかったのか？あれが彼の求めた物ではないと思うけど世間一般の求める究極の香水とも違うと思うんだけど・・・・・なぁー。
只の猟奇殺人にしたくなかったんでしょうか。原作はベストセラー小説だという事ですが、欧米の人にとって「香り」は別もんなんですかね？

それでも、彼が本当に求めていたのは「彼を愛してくれる人（女性）」だったんだと思うんですよね。
「究極の愛」ですよ。。。。。。たぶん

ラストの彼自身の処理の仕方はありえるかありえないかは別として納得できました。
思ったより、彼は気持ち悪くなかったです。笑

追記：パヒュームだと思ったらパフュームなのね。どっちでもいいの？うん十年私は間違って覚えてたの?汗

隠し砦の三悪人

 戦乱の世の中、隣国の山名家と戦い敗れた秋月家の侍大将・真壁六郎太（三船敏郎）は、世継ぎの雪姫（上原美佐）を擁して隠し砦にこもり、軍用金とともに同盟国・早川領への脱出を試みる。
   黒澤明監督作品中でも、ハリウッドの時代大作を凌駕するスケールの大きさが誇らしいビッグ・エンタテインメント時代劇大作の優れもの。馬で逃走する敵を主人公が追いかけ、背中から真一文字にぶった斬るといったダイナミックな殺陣の数々は、その後のハリウッド映画アクションものでさまざまな形で流用されている。また、主人公らにまとわりつくふたりの農民（千秋実&藤原鎌足）も、後のアメリカ映画 『スター・ウォーズ』のロボット・コンビのモデルにもなった。いよいよ早川領への脱出シーンの際に、そこで主人公の味方となる旧敵（藤田進）が叫ぶ「裏切り御免！」は映画史上に残る名台詞。映像の1秒1コマに至るまで、ぴったり合わせた佐藤勝スペクタクル音楽の素晴らしさも特筆ものである。（的田也寸志） アマゾンより

 

例のリメイク話でこれは観ておこうかなと、借りてきました。
解説読んでみると、なるほど・・・・・・・と面白さを感じますが、元々黒沢作品は私の好きな映画のカテゴリィには入ってないのでかなり「構えて」見てたのは確かですね。
でも１９５８年の作品ですからね、それを考えると「やっぱり黒沢さんはすごい」と感じますね。

この後も好んで黒沢作品を踏破しようとは思いませんが、「裏切り御免」はこの解説よむまででもなく心に残ったセリフではあったので、まーまー私でもごま粒程度は黒沢映画の「面白味」は味わえてよかったなぁー・・・・と一安心している次第です。

リメイクの雪姫は長澤まさみでしたっけ？それで、姫目線の映画になるんですよね?
黒沢作品の雪姫は年中がなりたててるヒステリー女にしか思えないんですが、意図があんまりワカラナイです。村娘（？）を助ける優しい姫とのギャップを際立たせる狙いですか?
途中何度も寝てしまった私だから判らないのかも知れないですけどね。笑
長澤雪姫はもちっと違った姫でお願いします。（観ないけど・・・共演が松潤だし・・・・）

椿三十郎は成功してるんでしょうか?
どうでもいいけど、興行成績気になります。特に織田さんの評判など・・・・・笑

ホリディ

 ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは恋人に浮気され、彼を家から追い出した。ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人に目の前で別の女性と婚約発表されて失意のどん底に。傷心の2人はインターネットの「ホーム・エクスチェンジ」サイトで出会い、お互いの家を交換して相手の家具や車を自由に使えるという休暇を過ごすことにした。まったく違う環境で2週間のクリスマス休暇に入った2人…。やがて、ロスのアイリスは作曲家のマイルズと、ロンドンのアマンダはアイリスの兄グラハムと出逢い、思いがけないラブ・ストーリーがはじまった――。 （アマゾンより）

ストーリーは上記の通り。
結果HAPPYENDですよー！（●＾o＾●）

話が上手く行き過ぎるとか、都合が良すぎるとか・・・・そんなのどうでもいいんです。
たまに、こういうのもいいんです。
そういう季節なんです、これからの季節は・・・・・。

ストーリーもクリスマスから正月の話っていう事もあるけど、今の時期人恋しいって言うかこういう映画を見て映画の中の恋でも幸せな人々を見るとなんか一緒に幸せに感じる時期なんですよね。

真夏に見るより今の時期がとてもよく似合う映画ですね。そうそう、「ラブ・アクチュアリー」系ですね。

あの近所のじっちゃんは正月はどうやって過ごしてるのか心配になりましたけど・・・・・そこはアメリカですから、HAPPYなんですよ、きっと。笑

この映画にスパイスを利かせたのはあの二人の姉妹でしょうかね。可愛らしい、素直ないい子でよかったわ。まさか、彼にそういう秘密があったとはビックリでしたけど、そういう役の彼もたまにはいいでしょう。私も惚れちゃいそうでした。(*´∀`)ｳﾌﾌﾝ♪

 

友達と彼氏と観てください！

ゴーストライダー

 スタント・ライダーのジョニーは、悪魔メフィストに自らの魂と引き換えに父の命を救う契約を結んでしまう。ところが父はスタント中の事故で死亡。ジョニーの魂は悪魔の手に渡ってしまう。一方、メフィストの息子のブラックハートが地上に姿を現し、地獄を我が物にしようと動き出していた。それに気付いたメフィストは、“ゴーストライダー”を差し向け阻止しようと。そのゴーストライダーこそ、ジョニーだった。やがて、彼のかつての恋人ロクサーヌにも魔の手が迫り、ゴーストライダーとなったジョニーは炎を吹きあげるヘルバイクに乗り、悪魔たちとの壮絶な戦いに挑む!

まーまーそこそこ、シンプルなストーリーでニコラスじゃなくてもいいんじゃないの？的な、軽いヒーローもんでした。

話の序盤はニコラスが出てません。
若い頃にこの契約が結ばれてるんですねぇ～。その辺りが予想してなかったので面白かったですが、あの男子がニコラスになるってのはちょっと無理があったかな。結構いい感じの男子でしたよー。恋人のロクサーヌはその頃からのお付き合いだったんだけど、若い頃役の女子は大人のロクサーヌに結構似てたので、『あーこの子達がゴーストラーダーと彼女なのね』とわかる訳です。

気に入らないのはラストですよ。
陳腐な理由でゴーストライダーを辞めない事にしたんですが、監督があの「デアデビル」の監督と知って納得してしまいました。
でも、「ゴーストライダー」って元々アメコミなんですねー。こんなもんですかね・・・・・。
やっぱりコミックは日本のが一番かな。笑

モンスターハウス

 12歳の少年DJは、向かいの家をずっと怪しんでいた。それは、家の住人ネバークラッカーが、家に近づく事をひどく嫌い、敷地に入ったオモチャをも全て取り上げられてしまうからだ。「この家には何かある」と睨んだDJは、ある日、親友チャウダーと真相を探ると、なんとその家は生きていた!!でも大人は誰ひとり、信じてはくれず、優等生ジェニーを仲間に加え、彼らは町を守るため、意を決して"モンスター・ハウス"に挑んでいく…。

 

面白かった～！
みんな顔がちょっと体に比べて大きくてバランスが悪いかなーとか、ビジュアルが気になってたんですが、さすがに動きはリアルでそれ観てるだけでも面白かったわ。
もちろんモーションキャプチャーで処理してるっていうので、当たり前なのかもしれないけど。

優等生の女の子表情やオバサン？エリザベスとの会話のやり取り、この映画を観終わった後に知りましたが、ネット中毒（オンラインゲーム中毒とか？）とか席を立つのが嫌で「ペットボトルにオシッコ」なんか当たり前なのね。笑
そんなところのオタクっぷりは、「トランスフォーマー」でも関わってるスピルバーグの影響なんでしょうねかねー。監督そのものがどっちもオタクちっくなんでしょうけど。

ストーリー上は「本物」のお化け屋敷なので、最期の嫌などんでん返しとかないくってよかったですよ。
都合が良すぎるところもあるけど、それはアニメなのでしかも短めなのでその辺はアリでいいんじゃないでしょうか。

最近観る映画は満足度が高くってうれしいです。